ローミングサービスで、切断されたり、なかなか接続できません。
ローミングでは、ホテルの電話交換機(PBX)を利用した接続が多いのではないでしょうか?どうしても交換機を経由するとノイズが混入しやすくなりますし、現地の回線状況によっては、モデムの速度が速すぎるとなかなか接続できないケースもございます。この場合は以下の方法をお試しください。
●モデム自体の接続速度を下げる。
Windowsの場合は、コントロールパネル→モデム→プロパティ→接続タブ→詳細→追加設定にATコマンドを設定すれば、接続速度を制限することができます。例えば、+MS=11,,,33600と設定すれば56k対応モデムを利用しても接続最高速度が33600bpsに制限されます。また、+MS=11,,,26400のように28800bpsモデムを利用する場合でも一段階速度を下げることで安定して接続できるようなるケースもございます。このATコマンドについては、モデムのマニュアルに大抵記載されておりますが、わからない場合はモデムメーカーにお問い合わせいただくか、詳しいモデム名を添えてエンジニアリングサポートまでお問い合わせ下さい。
●パソコン<->モデム間のDTE速度を下げる
あまりお勧めできませんが、モデムのプロパティの最高速度(パソコン<->モデム間のDTE速度)を下げることで、安定して接続できるようになるケースもございます。19200bps程度まで下げて接続できないか一度お試しください。